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1998年
現会長赤木清美は1998年に神戸市兵庫区の東山商店街にて小料理屋を開店。
その後徐々に繁栄を続け、店舗が手狭になったため、(現吉祥吉 本店)元町に移転いたしました。
当時は、「ふぐ」をメインに、春は明石の鯛・夏は鱧・秋は松茸など季節料理を取り扱う小料理屋でした。
吉祥の名前の由来は、赤木清美の実家のある山口県で、兄が乗っている船の名前「吉祥丸」から命名され、「吉祥」とは「幸福」「繁栄」を表す言葉で、仏典ではめでたいこと、幸先の良いことを示唆する言葉です。
さて、そんな小料理屋が「神戸牛専門店」への道に舵を切ったきっかけは、ある日、お店にかかってきた1本の電話でした。
相手はテレビ局のアシスタントディレクターでした。
当時はインターネット上に情報も少なく、利用する人も限られる時代です。電話帳を元に掛けてきたのでしょう。
突然の電話で尋ねられました。「神戸のお店なのだから、神戸牛は取り扱っていますか?」
こう聞かれてふつうは季節料理屋さんで神戸牛を置いているはずもなく、丁重に取り扱っていない旨をご説明するのが普通ですが、Noと言うのが嫌いな赤木は答えます。
「はい、もちろんございます。」と間髪入れずに。
当然、小料理屋ですから、冷蔵庫に入っているのは魚介類ばかりです。
しかし、「Yes!」と答えたからには仕入れて準備するしかありません。
そして初めて仕入れた神戸牛をステーキに焼いてご提供させていただいたお客様の反応は・・・・最高の笑顔!そして、これからは神戸牛の専門店で行こう!と決断することになりました。
こうして、吉祥吉での神戸牛の取り扱いは始まりました。